横歩取り△３三桂戦法は、横歩取りのおける後手番の戦法になります。
では、序盤から解説していきます。
目次
横歩取り△３三桂戦法の序盤
まずは、上図の初期配置から▲２四歩△３四歩▲７六歩△８四歩▲２五歩△８五歩▲７八金△３二金▲２四歩△同歩▲同飛△８六歩▲同歩△同飛▲３四飛と進みます。
ここで△３三角とするのが一般的な横歩取りですが、この戦法は△３三桂とします。
先手の有力な対応
△３三桂に対して有力な応手として
- ▲５八玉
- ▲２四歩打
- ▲３六飛
が考えられます。
▲５八玉
▲５八玉は、バランスが良く後手の手に合わせて方針を決めることができます。
そのため、最も有力な応手になります。
▲２四歩打
▲２四歩打は、攻撃的な一手となります。
狙いの一つとしては、以下△７六飛▲８四飛△８二歩打▲２三歩成△同金▲２四歩打があります。
▲５八玉と組み合わせると良いかもしれません。
▲３六飛
▲３六飛は、他の手と比較して穏やかな変化になりやすいです。
最後に
横歩取り△３三桂戦法はあまり指されることがありませんが、された時に対応できるようにしておきましょう！
